ディスプレイ用品、装飾物、グッズ、飾り付けアイテム、販促用品、演出小道具をお店に飾る意味。
商品ディスプレイや店舗装飾、飾り付けというのは、「遅効性」の地味なプロモーションです。
小売店や飲食店などの店舗や、アミューズメント、ホテルなどの施設の店頭、売り場での商品ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けは、販促活動のひとつですけど、テレビや新聞などのマスメディアやチラシ、DMなどの印刷物のような「速効性」のあるプロモーションではありません。
しかし、「速効性」のあるプロモーションは、せっかく来店くださったお客様に対し、商品やサービスを「売り込み」、「説得」、「押し付け」になってしまっている。
「集客」「販売促進」のために、印刷物を大量に制作してバラ撒いたり、テレビ・新聞・雑誌などのマスメディアで広く告知するなど、販促費を大量に使用すると、どうしても「売上げ」や「利益」を上げることに偏ってしまいがちです。
それは、販促費を大量に使うと、どうしてもその販促経費の回収しなければいけなくなるからです。
その結果、お客様に対して自店や自社の商品・サービスを「売り込み」したり、「説得」して、「押し付け」になってしまう。
それを「不快」に感じてしまったお客様は二度と戻ってきません。
そんなやり方は、モノ余りの現代の情報社会では、もう通用しなくなっています。
お客様に、商品やサービスを提供する前に、まず「好かれる」と、いうことを考えることが大切です。
お客様と「信頼」を築き、「共感」を感じてもらい「好意」をもってもらう。
お店はもちろん、あなた自身のことや自店の商品・サービスを「好き」になってもらうこと。
それから、商品やサービスを買ってもらう。
そのような順を追った「段階」が、これからの時代には大事なんだと思います。
来店したお客様に「お店(または会社)を好き」になってもらう、ひとつの方法が、お店の空間を演出するディスプレイ用品・装飾物、飾り付けアイテムです。
お店や施設のインテリアをはじめとした装飾物やディスプレイ用品で、お店のスタッフやオーナーの「人となり」、つまり人柄や性質、個性、世界観を表現すことができます。
ディスプレイ用品・装飾物、グッズ、飾り付けアイテムなどを飾る商品ディスプレイ、店舗装飾は、確かに「遅延性」の販促物で、効果が見えにくいプロモーションではありますが、
お店や施設、売り場、ショップなどの店頭・購買時点で、「商品の価値」を直接訴えることができる、とても強力な「販売促進活動」なんです。
商品ディスプレイ・店舗装飾、飾り付けを行う6つの意味
店舗や施設、ショップの店頭や売り場で、商品ディスプレイ・店舗装飾・飾り付けをする意味とは、以下の6つに集約されます。
①お店・施設・ショップの「独自の世界観」を演出し、表現することができる。
お店や施設の「個性」「独自性」を「自店の世界観」として演出、表現できる、ということ
②お店や施設の「変化」を生み出し、「際立たせる」ことができる。
「リピーターが増えない」、「顧客が流出してしまう」理由は、以下の3つ。
お客様は、1.忘れる 2.飽きる 3.卒業する です。
お客様に「いつ来ても同じ…」と思われたら必ず飽きられます。
③店頭や売り場で、直接、お客様に「鮮度が高い情報」を伝えることができる。
商品ディスプレイ・店舗装飾、飾り付け、POP(ポップ広告)で、有意義な「情報発信」をする
④店頭や売り場で、直接、お客様の「潜在ニーズ」を想起させ、「買う動機」を掘り起こすことができる。
「消費者ニーズ」を提案して喚起する方法
⑤お客様の「信頼」「共感」「好意」を経て、「記憶」に残し、『選ばれる』お店になる。
「集客」に最も大切な「選ばれるお店」になるためのコツ
⑥お店や施設に「楽しさ」をもたらし、お客様に「楽しい時間」を提供できる。
「お買いもの」は、元来人々に幸せをもたらすものです。
だから、「お買いもの」は「楽しい」はずです。
他人に押し付けられたり、無理やり買わされてしまうような、「疑念」を与えてしまっては元も子もありません。
お店が『楽しく』なれば、お客様も『楽しくお買いもの』ができるはずです。
以上のことが、購買時点(店頭や売り場)で起こると、お客様自身のニーズを思い出したり、感情を動かしたり、記憶に残したり、します。
「脳」への刺激が、忘れていたニーズの想起につながり「購買行動」になるわけです。
モノや情報が溢れている時代だからこそ、来店されたお客様に、店頭や売り場で商品の価値を「しっかり伝える」、商品ディスプレイ・店舗装飾を、是非一度ご検討ください。